(11/8-9) 第41回プラントオペレーションに関する現場監督者セミナー

主催

化学工学会関西支部
化学工学会SIS部会プラントオペレーション分科会

 システム・情報・シミュレーション部会(SIS部会)のプラントオペレーション分科会では、現場第一線の監督者の方々を対象に、プラントオペレーションについての関心の高いテーマを取り上げ、学会・産業界の識者の講演を聞くとともに、参加者によるグループ討議を通して情報を交換し、共通する問題の解決を図るためのセミナーを、昭和58年から毎年継続的に開催(令和2年のみコロナ禍で未開催)しています。
 近年、各企業にてDX(デジタルトランスフォーメーション)と称してAIやIoTを始めとするデジタル技術を活用した取り組みが行われており、検証段階を終え実用段階に移りはじめています。また、AIによりプラントを制御する技術の実用化も進むなど、急速に進展するデジタル技術が製造現場にも変革をもたらそうとしています。これらの動きに関連して、技術の標準化と伝承に関する問題の解決や、次世代のプラントオペレーションに向けての活動が求められており、現場監督者の方々には様々な課題を解決し、オペレータの能力を最大限引き出すことが要求されてきていると思われます。
 本セミナーでは、これら課題について様々な切り口から議論を行い、これからのプラントオペレーションの方向付けを試みたいと考えています。本セミナーでの議論が製造現場のさらなる生産性の向上につながるとともに、現場監督者や運転員の方々が新たな働き甲斐を見出す一助となれば幸いです。
 本テーマに関心を持たれる現場監督者の方々が多数ご参加されますことを心待ちにしております。

日時

2024年11月8日(金)13:00 ~ 9日(土)16:00(1泊2日)

会場

(株)ダイセル 西播磨研修センター
[兵庫県赤穂郡上郡町光都3-14-1,電話 0791-58-1200 ]
<交通> JR山陽線、山陽新幹線 相生駅からバスで30分、タクシーで20分

【第1日:11月8日(金)】


12:30

受付開始

13:00~13:30

開会あいさつ、オリエンテーション
13:30~15:00 講演
「プラントオペレーションにおけるAIと人間との協働」

東京農工大学 教授 山下 善之 氏

15:15~18:00

グループ討議 

テーマ
「デジタル技術を踏まえた監督者のあり方」
(1)現場力の維持向上、(2)現場の安全確保、(3)技術伝承/若年者教育の進め方、(4)未来工場でのオペレーション、(5)その他(参加者希望テーマから)のサブテーマを設定し、参加者希望のグループに分かれて討議します。
アドバイザー(予定)

伊藤 利昭氏(元名古屋工業大学 教授)
金  尚弘氏(東京農工大学 准教授)
黒岡 武俊氏(富山大学 准教授)
鈴木  剛氏(元東洋エンジニアリング)
武田 和宏氏(静岡大学 准教授)
野田  賢氏(福岡大学 教授)
濵口 孝司氏(名古屋工業大学 准教授)
林  勇佑氏(東京大学 助教)
山場 久昭氏(宮崎大学 助教)

19:00~20:30 グループ討議の続き

【第2日:11月9日(土)】


9:00~12:00 グループ討議の続きとまとめ
13:00~15:45  グループ討議結果の発表と質疑
15:45~16:00 講 評
16:00   散 会

申込締切

10月4日(金)

定員

50名(予定、先着順)  

参加費

会 員 41,000円 ,会員外 51,000円 (消費税込み) 

申込方法

参加申し込みフォーム】 からお申込みください。

参加費は、銀行振込(りそな銀行御堂筋支店普通預金 No.0405228 口座名義「公益社団法人化学工学会関西支部」をご利用ください。

【注意事項】
・参加者には、10月下旬頃、詳細スケジュール等の案内、テーマ内容に関する資料を送付します。 ・開催 2 週間前以降 のキャンセルは 50% 、同 3 日前以降は 100% のキャンセル料を申し受けます。

申込・問合先

  公益社団法人 化学工学会関西支部
  〒550-0004 大阪市西区靱本町1-8-4 大阪科学技術センター6階
  TEL: 06-6441-5531 FAX: 06-6443-6685 E-mail: apply(atmark)kansai-scej.org