(12/8)CES21エクスカーション(講演見学会)「粉体加工技術の最前線-最新粉体装置とそのシミュレーション技術-」((株)パウレック 本社・大阪粉体工学研究所)

主催

化学工学会関西支部 CES21

協賛

日本食品科学工学会、日本粉体工業技術協会、粉体工学会、
製剤機械技術学会、近畿化学協会、日本化学会近畿支部、
日本材料学会関西支部、日本機械学会関西支部
化学工学会 粒子・流体プロセス部会、 同 材料・界面部会、
 同 エネルギー部会、 同 反応工学部会

粉砕・混合・造粒・コーティングなどに代表される粉体加工プロセスは、医薬品・食品分野等にとどまらず、近年では電池・電子材料などのエネルギー・エレクトロニクス分野においてもその重要性が認識されています。粉体加工プロセスを駆使してこれまでにない高付加価値を持つ製品を作り出すためには、既存の技術を超えた最新粉体加工装置が必要となるでしょう。さらに、その粉体加工装置の内部で何が起こっているのかを把握するための技術―すなわち粉体シミュレーション技術-も重要になると考えられます。そこで今回、粉体加工装置のリーディングカンパニーである株式会社パウレックの見学会を企画しました。さらに、同志社大学の下坂厚子先生には、最新の粉体シミュレーション技術についてご講演して頂きます。粉体シミュレーション技術と粉体加工技術-すなわち粉体加工に関する理論と実践-の最新情報が得られる企画です。

日時

2016年12月 8日(木)13:30~17:00

株式会社パウレック 本社・大阪粉体工学研究所
(伊丹市北伊丹8 丁目121-1)<交通>JR北伊丹駅・南出口から徒歩1分

プログラム

開会挨拶  (13:30~13:35)
  (株)パウレック 代表取締役社長 夏山  晋 氏
   
講演① 「材料微構造制御のための粉体プロセス設計支援シミュレーション」 (13:35~14:35)
  同志社大学理工学部化学システム創成工学科 下坂 厚子 氏
  機能性焼結材料の機能は材料の微構造にきわめて鋭敏であるため、微構造が形成される粉体プロセスにはますます高度な技術が要求されている。それに応じるには粉体現象の理解と解析レベルの向上が必要であり、シミュレーションの活用が望まれている。本公演では材料微構造制御のための粉体プロセスとして、ビーズミルによるスラリー分散、スラリー乾燥による造粒、容器への顆粒充填を取り上げ、これまでに開発したシミュレーション法および設計法について述べる。
   
講演② 「次世代リチウム二次電池の研究開発動向とそれらを支える粒子加工技術」
(14:35~15:20)
  (株)パウレック 技術本部 研究開発部 マネージャー 長門 琢也 氏
  近年全固体電池の研究開発において正極活物質に固体電解質成分を被覆する手法に流動層粒子コーティング技術が検討されるようになった。このとき活物質粒子を微粒子化することによって電池性能を向上させるため、微粒子に対応したコーティング装置の開発が必要となる。なお、粉体業界全般においても同じような表面コーティング法によって微粒子原料の高付加価値を追求する技術開発が行われている。ここでは微粒子を取り扱うための粒子加工技術の装置開発動向について紹介させていただく。
   
見学 「株式会社パウレックの粉体関連装置の見学」(15:30~17:00)
  微粒子コーティング機、連続製造装置、撹拌混合造粒機、錠剤コーティング機、打錠機 をご見学頂きます。

定員

50名(定員になり次第締切)
※勝手ながら、同業者の方のご参加はご辞退いただくことがありますので、ご了承ください。

参加費

5,000円(消費税、テキスト代含む)

申込方法

「CES21エクスカーション申込」と題記し,1)氏名,2)勤務先(所属,役職),3)会員資格,4)連絡先(所在地,電話番号,E-mailアドレス),5)送金方法(予定日)を記入の上,E-mailまたはFAXでお申し込み下さい。参加費の振り込みは,現金書留または銀行振込(りそな銀行御堂筋支店普通預金 No.0405228 「公益社団法人化学工学会関西支部」名義)をご利用下さい。
(振込手数料は各自ご負担願います。)

※参加者には,メールにて案内・地図をお送りします。(11月下旬頃)

申込先

  公益社団法人 化学工学会関西支部
  〒550-0004 大阪市西区靱本町1-8-4 大阪科学技術センター6階
  TEL: 06-6441-5531  FAX: 06-6443-6685  E-mail: apply(atmark)kansai-scej.org