(10/11-12) 第37回プラントオペレーションに関する現場監督者セミナー (兵庫県赤穂郡)
主催
化学工学会関西支部
化学工学会SIS部会プラントオペレーション分科会
システム・情報・シミュレーション部会(SIS部会)のプラントオペレーション分科会では、現場第一線の監督者の方々を対象に、プラントオペレーションについての関心の高いテーマを取り上げ、学会・産業界の識者の講演を聞くとともに、参加者によるグループ討議を通して情報を交換し、共通する問題の解決を図るためのセミナーを、昭和58年から毎年継続的に開催してきています。
化学プラントの運転を支えてきたベテランオペレータの多くがすでに定年となり、技術伝承をスムーズに行い、安全・安定運転をいかに確保していくかが問題となってきています。また一方で、少人化と高度情報化に伴って化学産業の製造現場にも様々な情報システムが導入され、さらなる生産効率の向上が求められてきています。これらの動きに関連して、技術の標準化と伝承に関する問題の解決や、次世代のプラントオペレーションに向けての活動が求められており、現場監督者の方々には様々な課題を解決し、オペレータの能力を最大限引き出すことが要求されてきていると思われます。
本セミナーでは、このような課題についていろいろな切り口から議論を行い、これからのプラントオペレーションの方向付けを試みたいと考えています。本セミナーでの議論が製造現場のさらなる生産性の向上につながるとともに、現場監督者や運転員の方々が新たな働き甲斐を見出す一助となれば幸いです。
本テーマに関心を持たれる第一線の現場監督者の方々が多数ご参加されますことを心待ちにしております。
日時
2019年 10月11日(金)13:10(12:30受付開始)~ 12日(土)16:00
<1泊2日>
会場
(株)ダイセル 西播磨研修センター
[兵庫県赤穂郡上郡町光都3-14-1,電話 0791-58-1200 ]
<交通> JR山陽線、山陽新幹線 相生駅からバスで30分、タクシーで20分.
プログラム
【第1日:10月11日(金)】
12:30 | 受付開始 |
13:30~18:00 | グループ討議 テーマ 「現場の第一線を支えるこれからの監督者のあり方」 (1)現場力の維持向上、(2)現場の安全確保、(3)技術伝承/若年者教育の進め方、(4)未来工場でのオペレーション、(5)その他(参加者希望テーマから)のサブテーマを設定し、参加者希望のグループに分かれて討議します。 アドバイザー(予定) 柘 植 義 文 氏(九州大学教授) 野 田 賢 氏(福岡大学教授) 川 尻 喜 章 氏(名古屋大学教授) 黒 岡 武 俊 氏(富山大学准教授) 濵 口 孝 司 氏(名古屋工業大学准教授) 木 村 直 樹 氏(九州大学助教) 伊 藤 利 昭 氏(元名古屋工業大学教授) |
19:00~20:30 | グループ討議の続き |
【第2日:10月12日(土)】
9:00~10:20 | 講 演 日本の化学産業100年 事故から何を学んできたのか 半田化学プラント安全研究所 半田 安 先生 |
10:30~12:00 | グループ討議の続きとまとめ |
13:00~15:45 | グループ討議結果の発表と質疑 |
15:45~16:00 | 講 評 |
16:00 | 散 会 |
申込締切
8月30日(金)
定員
50名(予定、先着順)
参加費
会 員 41,000円 ,会員外 51,000円(宿泊費および食費を含む)
申込方法
【参加申込フォーム】からのお申込み、またはE-mail等で標記行事名を題記し、(1)氏名、(2)勤務先・所属、(3)連絡先(住所、郵便・電話・FAX番号、E-mail)、(4)年齢、(5)会員資格、(6)送金方法(送金予定日)、(7)請求書の要否を明記のうえ、下記宛お申し込み下さい。参加費の送金は、銀行振込(りそな銀行御堂筋支店普通預金 No.0405228 口座名義「公益社団法人化学工学会関西支部」をご利用ください。
参加者には、9月下旬頃に「参加証、詳細スケジュール等の案内」、「テーマ内容に関する資料」を送付致します。
※開催2週間前以降のキャンセルは50%、同3日前以降は100%のキャンセル料を申し受けます。
申込先
公益社団法人 化学工学会関西支部
〒550-0004 大阪市西区靱本町1-8-4 大阪科学技術センター6階
TEL: 06-6441-5531 FAX: 06-6443-6685 E-mail: apply(atmark)kansai-scej.org