(6/29)セミナー「化学産業を改革する最新DX(AI・IoT)技術」 ~ 製造、開発、研究、それぞれの工程におけるDX取り組み事例 ~
主催
化学工学会関西支部
協賛
近畿化学協会、高分子学会関西支部、日本化学会近畿支部、日本機械学会関西支部、日本分析化学会近畿支部、分離技術会、有機合成化学協会関西支部(何れも予定)
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現在、さまざまな分野でビッグデータとAI・IoTをはじめとするDX(デジタルトランスフォーメーション)を活用した製品やサービス、ビジネスモデルが取り上げられています。化学工学の分野においても、製造工程ではプラント運転、研究開発段階では触媒開発、材料開発など、上流から下流まで、さまざまな工程でDX技術が活用されています。
この講演会では、プラント運転、触媒開発、材料開発へのDX導入に関する最新状況について、6名の講師に講演して頂きます。多彩なDX(AI・IoT)最新事例を学ぶ好機ですので、多数のご参加をお待ちしています。
日時
2023年 6月29日(木)10:00~18:00
開催形式
・対面式:大阪科学技術センター7階701号室
(大阪市西区靭本町1-8-4 http://www.ostec.or.jp/access.html#)
<交通>OsakaMetro地下鉄四つ橋線「本町」駅25・28番出口より北へ徒歩約5分、うつぼ公園北詰.
・オンライン式:Zoomによるライブ配信
プログラム
何れも質疑応答時間含む | |
10:00-11:00 |
1.データ駆動による素材産業の競争力強化に向けて 経済産業省製造産業局 素材産業課 革新素材室 室長 金井 伸輔 氏 日本の素材産業は、機能性材料においても世界的な開発競争にさらされている。その中で直面する、エネルギー消費の削減、少量多品種オンデマンド生産といった課題と、政策的な取組について紹介する。 |
11:10-12:10 |
2.プロセス産業におけるAI・IoT活用の現在と今後の方向性 日本アイビーエム(株)IBMコンサルティング事業本部 製造・流通サービス事業部 永田 悟 氏 近年のプロセス産業の工場現場におけるAI データ解析の活用に関する技術と適用分野・事例を紹介する。そして、今後活用を深化させるにあたっての必要なIT技術要素に触れ、デジタル化によって実現される将来の絵姿について考察する。 |
13:30-14:15 |
3.触媒分野における理論・データ科学活用例 北海道大学触媒科学研究所 教授 清水 研一 氏 我々は、マテリアルズ・インフォマティクス(MI)の固体触媒分野への適用を目指して、「どの触媒材料を用いればよいのか?」を予測するための手法開発を行ってきた。講演では、理論データの系統的な取得、理論データの機械学習による設計指針提案、実験データの機械学習による新触媒開発のための方法論と実施例を解説する。 |
14:15-15:00 |
4.旭化成における(R&D)DXの取り組み 旭化成(株)上席理事 デジタル共創本部 インフォマティクス推進センター長河野禎市郎 氏 旭化成では2017年よりマテリアルズ・インフォマティクスに本格的に取り組み、それに伴いR&Dデータの資産化や、データ駆動時代の設備の導入、そしてデジタル人材の育成を進めてきた。本講演では、これらの事例を交え、普及・推進へ向けた取り組みについて紹介する。 |
15:15-16:00 |
5.ケム・インフォマティクスの実験・計算・理論化学への展開 早稲田大学先進理工学研究科 化学・生命化学専攻 准教授 清野 淳司 氏 近年、化学と情報処理技術が融合したケム・インフォマティクスに関する研究が大きく進められている。本講演では、ケム・インフォマティクスの実験・計算・理論化学への展開を概観するとともに、化学データを利用した化学原理・法則の自動構築、化合物の自動同定システムの開発など、幾つかの具体的な研究事例を述べる。 |
16:00-16:45 |
6.化学における量子コンピュータによるトランスフォーメーション(QX)を目指して:期待と現在地 大阪大学量子情報・量子生命研究センター 准教授 水上 渉 氏 今年3月に国産量子コンピュータがクラウド公開されるなど、近年量子コンピュータの開発が大きく進展している。本講演では、シミュレーションの高速化など、量子コンピュータが化学の分野にもたらす可能性と現状について我々の取り組みについて紹介する。 |
17:00-18:00 |
名刺交換会(ミキサー) 於:同所 7階701号室 |
申込締切
6月20日(火) ただし、定員(会場30名、オンライン70名)になり次第締め切ります。
参加費
主催・協賛団体個人正会員:15,000円、主催・協賛団体所属法人会員:19,000円、大学・公設機関:7,000円、学生会員:3,000円、会員外学生:5,000円、会員外:30,000円(テキスト代・消費税込)
※主催・協賛団体の他支部に所属の場合でも主催・協賛団体所属会員としてお取扱いします。
※会員外の方へ
化学工学会正会員に入会されると26,000円《参加費15,000円+2023年度年会費 11,000円》でのご参加となります。詳しくは下記にお問い合わせ下さい。
申込方法
Web上の『参加申込フォーム』よりお申込みください。
参加費は、銀行振込[りそな銀行御堂筋支店 普通預金No.0405228 名義 公益社団法人化学工学会関西支部]をご利用ください。 振込手数料はご負担ください。
注意事項
・オンライン配信ツールは「Zoom」を利用します。 Zoomアプリのダウンロード、Webブラウザでご参加が可能です。Zoomのアカウントを作る必要はありません。
・参加申込者には6月27日頃にE-mailにて詳細な案内状をE-mailにてお届けします。
・パソコン・タブレット等、聴講(受信)に必要な機材や設備は各自でご準備ください。
問合先
公益社団法人 化学工学会関西支部
〒550-0004 大阪市西区靱本町1-8-4 大阪科学技術センター6階
TEL: 06-6441-5531 FAX: 06-6443-6685 E-mail: apply(atmark)kansai-scej.org